介護タクシーで使用する車はすぐに購入したほうがいいですか?
とよく質問があるのですが、
答えは『今すぐ購入する必要はありません』です。
介護タクシー事業で使用する車は、購入またはリースで用意する必要がありますが、許可取得前に購入する必要はありません。
許可申請時には、購入予定の車の見積書や仮契約書等があれば、実際に申請者に所有権があるかまでは求められませんので、許可が下りたあとに購入するようにしましょう。
もし許可が下りる前に購入して万が一許可が下りなかった場合、その車を介護タクシー事業以外でも使用するのであればいいのですが、使い道がないとどうしようもありません。
もちろん許可が下りたあとに購入することが前提ですので、車の販売店には許可が下りるまで他の人に購入されないようにお願いする必要があります。
特に中古車であれば1台しかなくて売り切れることもある話ですので、注意が必要です。
いざ購入しようと思ったときに他人に買われてしまっていた場合、まったく同じ車(同じ車種・型式)があればいいのですが、違う車になってしまった場合は、許可を受けたあとでも再度申請を行う必要が生じてしまいます。
そうなると、また審査に数ヶ月かかりますので、許可下りるまでは他人の手に渡ることがないように頭金を入れたり、仮契約を結んだり、販売店の方とよく話し合って決めてください。